昨年に続き2回目のプロジェクトとなり、今年は11月2日〜10日の9日間の日程で実施された。
今年は「中央大学」経済学部の小森谷教授以下、そのゼミ生8名に加え、「埼玉大学」経済学部の長島ゼミから3名が参加、チュラロンコン大学の4名とスタッフ2名が参加し総勢20名での「北部タイ」を訪れるツアーとなった。
11月2日にバンコクに到着。11月4日に「チュラロンコン大学」経済学部を訪問。中央大学生 とチュラロンコン大学生らの研究発表後、一緒に「北部タイ」へ同行する学生4人とスタッフ2人が紹介された。
11月 5日、一行は北部タイのチェンライに向かい「メーファールアン大学」(MFU)を訪問。Dr.Rapiong教授が迎え入れてくれた。ここでは埼玉大学生が発表を行なった。
その後「メーファールアン大学」(MFU)の学生10名が加わり少数民族の子供達が暮らす児童養護施設である「メーコック」へ向かった。北部タイの少数民族の生活やタイ人の有り様に関して話を聞き、夕食後はここに住む子供達と歌とダンスの交流が行われた。その後、施設を運営するアノラクさんと子供達の手作りの花で綺麗に飾られた「タイの灯籠」を川へ流し、同時に「コムロイ」を夜空に上げた。
翌日には一晩を一緒に過ごした全員が3台のジープバスに分乗しアカ族の生活する村を訪問した。
象に乗って川遊びなどを楽しんだ。
昼食後、国境の街メーサイに向かい小さな川にかかる国境線の橋を渡りミャンマーへ徒歩での国境越えを体験。
「ゴールデントライアングル」へ向かう。到着した時には陽も落ちてしまっていたがタイ、ラオス、ミャンマー3国を跨ぐメコン川を遊覧できた。「ゴールデントライアングル」が一望出来る丘からの景色はすでにとばりが迫り対岸のラオスやミャンマーには灯りがともっていた。
「Imperial Golden Triangle Resort」に宿泊し11月7日にメーサイからチェンマイへ5時間半のバスの旅。
チェンマイでは「チェンマイ大学」を訪問。Dr.Nisit Panthamit氏から「タイの歴史と経済」「バンコクと地方都市の生活感」などの講義を受けた。
セミナー終了後チェンマイ大学生6名が加わりHIVに母子感染した子供や孤児たちが暮らす「バーンロムサイ」を訪問。宿泊は「バーンロムサイ」が経営する「hoshihana village」に。日本の学生がこのツアーの為にデザインしたTシャツをプレゼント。全員がそれを着ての夕餉となり、夜遅くまでチェンマイ大生たちとの交流が続いた。
11月9日バンコクに無事戻り、夜は「さよならパーティ」。
それぞれがこのツアーに関しての感想を述べたシーンでは涙、涙の挨拶となった。
今回で2回目の「北部タイ研修ツアー」は中央大学の学生たちに埼玉大学生が加わりチュラロンコン大学生たちと一緒になって行動することは新しい可能性の挑戦であった。
全体を4つのグールプに分け、日毎そのグループ内で話し合い、みんなを先導し責任を持って行動する経験や、知らなかった世界を垣間見たり、チュラロンコンの仲間や各地域での新しい友人との強い絆が持てたことは、みんなにとって大きな収穫となった。
長谷川聡哲教授(現・名誉教授)の退職に伴い,2019年度は中央大学経済学部から私と私のゼミ生たちが北部タイツアーに参加しました。バンコクには仕事で比較的出かけている方ですが,タイのそれ以外の都市は私にとっても久しぶりの訪問です。「そういえばメイファールアン大学(MFU)にはかつて訪れたことがあったような…」と思いながらも,結局ちゃんと確認しないままタイへと旅経ちました。(後に確認したところ2013年3月に現地調査の途中でMFUのキャンパスに立ち寄っておりました。)
このツアーの中で私のゼミ生と埼玉大学の学生さんたちはチュラロンコン大学(CU)の学生さんたちとは旅の始めから終わりまで,そしてチェンライではMFUの学生さんたちと,チェンマイではチェンマイ大学(CMU)の学生さんたちと時間を共有しました。異なる国の学生たちが,どちらにとっても非日常の環境に置かれて,いったい何を見て何を感じたのか,これには私自身興味津々です。また同じタイという国の学生でも,地域の違いによって,彼ら彼女らの状況や考えがどう違うのか,きっと学生たちそれぞれが交流の中で感じ,そして食事中やパーティーの際にお互いにそれを伝え合ってくれたと確信しています。
普段のゼミでは学生たちはグループ研究で忙しくしているため,さらに忙しくなる北部タイツアーに参加することをゼミ生たちがどのように思っているのか,ツアーが始まる直前まで心配していたことも事実です。しかし,そんな心配は無用でした。せっかくタイに来ているのに日本食を食べたがるゼミ生たちには若干の苛立ちを覚えましたが, MFU,CMU,そしてCUの学生たちと積極的に交流している姿をはじめ,オフ・キャンパスでしか見られない姿を沢山見ることができたので,それも忘れることにしましょう。最後になりますが,今回の北部タイツアーでお世話になりました全ての方々に深く感謝申し上げます。
国境や国籍を超えても、どんな時でも1人ではないということを強く感じられた旅だった。今回のツアーは正直、私にとって辛いことが多々あった。しかし日数を重ねていくにつれ、タイの生徒が率先して私の負担を減らしてくれたり、自分の学校の仲間たちから感謝されたりした。何より最終日に「あなたはとても良いリーダーよ」「あなたじゃなければ務まらなかったと思います」と言ってもらえたことは大袈裟じゃなく一生の宝物になった。そう言われて初めて何をやるにもきっと誰かが見てくれていると気付き、心が温まった。
今回の旅行を通して貴重な経験ができてとても幸せでした。何よりこの経験をさせてくれたすべての人に感謝したいと思います。一緒に旅行ができてとても楽しかったです。本当にありがとうございました。
タイで過ごした9日間は私の人生においてかけがえのない大切な時間になりました。さらに、とても優しいタイの学生のおかげで今回の旅はより良いものになったと私は確信しています。本当に楽しかったです。またみんなに会えることを楽しみにしています。
タイで過ごした1週間は私にとって、かけがえのないものでした。孤児院見学では、どちらの孤児院にも、日本人の協力があって成立しているところに、支援の身近さを感じられました。
タイの方たちは、とても親切で、笑顔が素敵な人たちで、明るく話しかけてくれました。このような人たちと友達になれたこと、そして、ツアーが終わってからでも、SNSを通じて、連絡を取り合えることを感謝したいです。
次の世代にも、このような素晴らしい機会を同じように、体験させてあげられることを望みます。
元々はこのツアーに参加するかどうかとても迷っていましたが結果として参加してとてもよかったなと思いました。
タイに個人で旅行しても行かないであろう場所、行けない場所にタイの友人、埼玉大学の友人、OCAの方たちと一緒に行けたのはとても面白い経験であり、かけがえのない思い出になりました。
この体験を後輩たちにも得てほしいと思います。
8日間のタイツアーを参加して自分の視野が広がることができました。タイの学生なん人と友達になり、お互いにFacebookやTwitterをフォローし、将来にも連絡できる繋がりを作りました。今回のプロジェクトに参加できたことは、自分のこれからの人生にとってとても貴重な体験になると思います。中国出身の私に対して、時々英語を喋るし、時々日本語を喋ると頭の中ぐちゃぐちゃになっているのに、出会った日本人にもタイ人にも優しい人です。一緒に楽しい時間を過ぎました。今の自分を見つめなおすことができたことが、このプロジェクトに参加した一番の収穫だったと思います。
チェンマイとチェンライへの旅行に参加ができて、とても幸運でした。皆で行ったすべての場所で毎日本当に楽しみました。私がこの旅行に参加して得た最も重要なことは、素敵な日本人の友達全員との良い関係ができたことです!どうもありがとうございました。
私たちがチェンライとチェンマイに一緒に行けたのは、とても素晴らしい経験でした。いろいろな活動を行い、多くの場所で充実した時間を過ごしました。初めて会ったときはとても興奮して緊張していましたが、話をしてお互いを知ったとき、その緊張はすぐになくなりました。4日間の体験をありがとう!また一緒に会えることを願っています!
この旅行は素晴らしかったです!信じられないほど楽しかった! ^ _ ^ /私はこの旅行中に多くの新しい友達を作りました(そのうちの何人かは、すでに親友です。)旅行が終わってからも、お互いに連絡を取り合っています。これは、「強い友情には、毎日の会話や一緒にいる必要はありません。お互いの思いが心の中にある限り、真の友情は続きます。」