タイ学生訪日研修 2018年

チュラロンコン大学、チェンマイ大学が来日

5月23日〜6月1 日までの10日間の日本の旅。今回はチュラロンコン大学に加え初めてチェンマイ大学生が加わり総勢12名での来日となった。

プログラムは大阪大学での研修と学生との交流から始まった。

一行は世界遺産である「白川郷」を訪れ、合掌作りの集落を見学、日本の原風景を堪能した。夜は飛騨高山の「高山善光寺」の宿坊に宿泊した。

中津川でのホームステイ。ウエルカムパーティーで中津川の人々から温かい出迎えを受け、2泊3日の日本の家庭での生活を体験、タイの学生たちにとっては大きなインパクトを与え、多くの思い出を作った。

その後一行は東京へ移動。「早稲田大学」、「中央大学」、「埼玉大学」を訪問。
各教授から特別講義受けると同時に各大学の学生たちと交流した。

中央大学生らと一緒に「タイ王国大使館」を訪問した。バンサー・ブンナーク大使が出迎えてくれて2時間にわたりタイと日本との友好の歴史やタイ王室と日本皇室との強い結びつきをはじめ、文化経済など多岐に渡ってお話しをしていただいた。

東京では若者たちとのパーティを楽しみ、歌とダンスの交流会となった。

感想

中央大学経済学部 長谷川教授

5月29日、タイ王国チュラロンコン大学、チェンマイ大学一行による中央大学多摩キャンパス訪問を受け入れました。チュラロンコン大学と中央大学は、学術交流協定を締結して以来、短期、長期とも学生、教員の相互の受け入れを行なっています。

両校の学生には、私の特別講義「国際生産ネットワークとタイの調達先の変化」を聴講して頂きました。キャンパスを後にした両校の学生たちは、東京の散策、懇親会で盛り上がったようです。

翌日、タイ王国在京大使館に、チュラロンコン大学と中央大学の学生(長谷川研究室学生)が、バンサーン・ブンナーク大使を訪問しました。大使は講演の中で、両国の学生に600年にわたる日タイの歴史、修好条約を結んで130年の友好関係の紹介から始まり、皇室と王室との関係、経済、外交、文化の話題を交えて、沢山のメッセージ、アドバイスを学生諸君に与えてくださいました。なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。

国際交流は、継続していくことに意味があります。MRA-OCAの企画、支援の弛まぬご努力に感謝したいと思います。

チュラロンコン大学 シリマー先生

今年は、チェンマイ大学の学生が日本での交流プログラムに参加しました。
チェンマイ大学経済学部副学部長のCharuk Singhapreecha教授が2 人の生徒を指名してプログラムに参加させていただきましたことに対して、とても感謝しています。
今回は、大阪大学、早稲田大学、中央大学を訪問して、アカデミックな活動を実施しました。これはタイから日本の友人に情報を共有する新たな活動で、タイの学生から「サプライチェーン」と「タイ北部の経済」について2 つのプレゼンテーションを行いました。
これはタイと日本の関係を強化したと自負しています。
タイと日本の教授と学生が、大変名誉なことに駐日タイ王国大使館を訪問することができました。私たち全員がBansarn Bunnag 大使から歓迎されました。大使は公務でお忙しい中を、タイと日本の関係、大使館の役割、海外外交団の役割などについて丁寧に説明していただき、大変貴重な経験をさせていただきました。

参加者

Chulalong University

Chiang Mai University

Chulalongkorn University Professors

Pui先生
Ja先生