私たちについて

OCAとは

OCAはOff Campus Activitiesの略。一般財団法人MRAハウスの国際交流事業を行う部門である。1966年に米国のUp With Peopleを見た青年たちが集まりLet’s Go 66という歌とダンスのグループを発足させた。Let’s Go 66は当時のフォークソングブームに乗って拡大し、この年武道館で公演を行うまでになった。1968年にはアジアの青年たちと200人のグループを組んで全米を3か月間に渡って公演旅行を行った。1971年にこのグループの大学生達が米国公演で友達になったアジアの青年たちを訪問する東南アジア旅行を行った。この時タイを訪問してチュラロンコン大学経済学部と交流したのが日タイ交流の第一歩である。次の年にチュラロンコン大学経済学部のテアムチャイさんとパスークさんの2人がOCAの招待で日本を訪問し、日本の若者と交流旅行を行った。OCAはその後50年に渡りタイを中心に東南アジア、韓国、台湾の若者たちと国際交流活動を行っている。

MRAハウスとは

MRAはMoral Re Armamentの略である。第一次大戦後の1920年代にFrank Buckman博士がオックスフォード・グループと呼ばれる平和運動を提唱したことから始まった。第二次大戦後スイスのCauxで現在のダボス会議の先駆けのような「世界会議」を開催し、「独・仏の和解」や日本を含む「アジアの融合」運動などを展開した。このグループは冷戦の中で武力の再武装を進めるのではなく、Moralの再武装を行うことを提唱した。これがMRAの活動の起点である。

その後米国ではミュージカルショウを公演しながら世界を旅行して、青年の教育を行う「Up With People」という教育財団に展開し、日本では「(財)MRAハウス」として国際相互理解の増進を図る事業、国際的リーダー・人材の育成を図る事業を実施、支援、助成する財団へと発展した。

相馬豊胤さんの功績

OCAの日タイ交流活動を語る時忘れてはいけないのは故相馬豊胤さんの功績である。相馬さんは(財)MRAハウスの設立と運営に長く従事された。1971年にOCA事業を始められ、1982年からバンコックに移住されてタイとの交流活動に貢献された。バンコックではチュラロンコン大学経済学部のアドバイザーとして、また商工会議所大学の日本部門のアドバイザーとして活躍された。毎年多くのタイの学生を日本での研修プログラムに派遣された。このプログラムは現在もOCAのメインプログラムとして続いている。2014年にはタイでの活動が評価されてシリトーン王女よりPin of Honorを授与されている。相馬さんは2018年に95歳で亡くなるまでタイを愛し、日タイの交流活動を積極的に行ってこられた。タイには相馬さんと交流を重ねた多くの方々が広い分野で活躍されている。

OCA日タイ交流活動50年の歴史と今後の展開

OCAの日タイ交流活動は1971年に第一回のタイ訪問を行ってから今年で50年になる。2012年11月にはOCAタイランドの設立40周年記念パーテイがバンコックのインターコンチネンタルホテルで行われた。OCAプログラムに参加したアラムナイのメンバーがタイから80人、日本から32人参加して40周年をお祝いした。参加者の中にはOCAプログラムで日本での研修に参加した当時の副首相、大蔵大臣のKittiratt Na-Ranong氏も参加した。

OCAの日タイ交流活動は50年の歴史を経て広い分野で活動が行われている。チュラロンコン大学に加えてチェンライのメーファールアン大学、チェンマイのチェンマイ大学とも交流を行っている。日本側では中央大学、埼玉大学、大阪大学、早稲田大学、関西学院大学も交流に参加するまでになった。

また相馬さんの紹介でチェンライの山岳民族の児童養育施設メーコックファームとチェンマイのHIV感染孤児養育施設バーンロムサイとも交流を重ねている。OCAは現在以下のようなプログラムを毎年行って日本とタイの若者の交流を促進している。

  • タイ学生日本研修プログラム(5月)
  • 日本タイ学生オンラインプログラム
  • 北部タイプロジェクト(10月)
  • アジアンビートプロジェクト(11月)
  • メーコックへの寄付と交流プログラム
  • バーンロムサイへの寄付と図書館プロジェクト

これからも日本とタイの若者の交流を積極的に行い、両国にたくさんの友達を作ってゆきたいと考えている。

私たちがやりたい事 行動目標

私たちはこれらのプログラムを通して以下のような考え方、生き方を皆で共有してゆきたいと考えている。

  1. 1 海外の友達を持ち、海外を身近に考えること。
  2. 2 世界の動きに注目し、広い世界観を持つこと。自分の意見をはっきり持つこと。
  3. 3 自分が何をしたいのか、何をすべきかこころの声を静かに聞いて、その声に正直に従うこと。
  4. 4 人はそれぞれ異なる。多様な価値観を受け入れ、人をありのままに理解し愛すること。
  5. 5 人が今どのような気持ちでいるか思いやり、考えること。
  6. 6 誰が正しいかではなく、何が正しいかを考えること。
  7. 7 社会のためにどのように生きるかを常に模索すること。

このような考え方で人と接し、日々の生活を楽しみ、人生を送ることができればよいと考える。