タイ学生訪日研修 2015年、2016年

2015年

5月27日から6月5日までの10日間チュラロンコン大学、カセサート大学生12名とシリマー先生とソンブーン先生、合計14名が訪日。名古屋、中津川、東京、箱根を訪問して学生交流を行なった。

名古屋では名古屋商科大学を訪問。日本とタイの文化につき討論会を行なった。その後商科大学の学生と一緒にトヨタの元町工場を視察したり、名古屋科学博物館では世界一のプラネタリュームを鑑賞し、マイナス30度の低温体験室に入って極寒の世界を楽しんだ。

中津川では12軒の家庭に2泊3日のホームステイを行い、浴衣に着替えて川下りを楽しんだり、和太鼓の練習などをして日本の文化と一般家庭での生活体験を行なった。

東京では埼玉大学が受け入れを行なってくれた。特別講義を受けたのち、埼玉大学生と一緒に箱根バスツアーを行い、海賊船に乗り、植物園を訪れたり、日本の自然を満喫、楽しいプログラムで参加したタイの学生は多くの日本の友達を作り交流が行われた。

2016年

5月24日から6月2日までの日本研修が実施された。残念なことに直前に熊本大地震に見舞われタイの学生の参加は6名となりシリマー先生と大学関係者2名を加えた9名での参加となった。

東京では埼玉大学と中央大学が受け入れをしてくれた。両大学で特別講座を受けた後、日本の学生と一緒に小江戸と言われる川越の街を見学したり、ディズニーランドで遊び、浅草、原宿を散策した。また、シリマー先生は相馬夫妻と一緒に駐日タイ大使ご夫妻を公邸に訪問し、学生交流活動について大使ご夫妻に説明した。

中津川では2泊3日のホームステイを行なった。今年で3年目になる中津川でのホームステイはタイの学生が一番喜ぶプログラムになっている。

名古屋商科大学では一緒に今年もトヨタの工場を視察、リニア鉄道博物館や大須ショッピングセンターなどを訪れ、夜にはカラオケ大会で大変な盛り上げを見せた。

東京、名古屋の3大学の学生43名と交流を行い良い友達をつくることができた。

チュラロンコン大学 シリマー先生

OCAがチュラロンコン大学との交流を初めたのは1971年ですから、今日まで45年間の交流が続いていることになります。この民間の交流活動を続けてこれたのは相馬さんのタイに対する愛情と強い意志があったからだと思い、深い感謝の気持ちで一杯になります。
お陰様でこのOCA訪日プログラムは現在ではチュラロンコン大学の公式行事となり、大学の予算もつくようになりました。