2023年4月19日(水) バンコク時間:15:00〜17:00 日本時間17:00〜19:00
昨年末から新しくOCA活動に加わってくれた慶應義塾大学の仲間も加え今年は5大学でのオンラインセミナーが実施されました。
チュラロンコン大学(7名),メーファールアン大学(MFU)(4名),中央大学(8名)、埼玉大学(3名)、慶應義塾大学(3名)の学生ら25名が参加。
また、チュラロンコン大学からはSirima先生、Worawet先生、Kanittha先生、Somboon先生、Piti先生、MFUからはRapipong先生、中央大学からは小森谷先生がそれぞれ参加、その他関係者も含め合計36名がZoomに集まりセミナーを行いました。
今回の講師はチュラロンコン大学経済学部准教授のDr.KanitthaTambunlertchai
アジア工科大学(AIT)およびタマサート大学客員講師 ハーバード大学で環境科学および公共政策の分野で学士号を取得、ケンブリッジ大学で環境政策の修士号、土地経済学の博士号を取得
セミナーのテーマ 「日本とタイにおける循環経済」
セミナーの事前準備 Kanittha先生による講義内容の動画資料を日本・タイの参加者に事前に配布し4月8日には日本の学生向けに中央大学の小森谷先生主導でセミナーのテーマに関し事前勉強会を実施しました。
当日セミナーはKanittha先生から「循環経済」についての講義内容のサマリーを解説。
その後4つの小グループに分かれ先生から出題されていた以下の課題に関し学生間での討論をおこない、再び全員が顔を合わせてグループごとに話された結果の発表を行いました。
1.What are the difference between Thailand and Japan in terms of waste reduction?
(ゴミ削減という点でのタイと日本の違いは何か?)
2.As citizens and consumers,what role do you think you can play in bringing about a more circular econmy?
(市民または消費者として循環経済を社会にもたらすために果たせる役割とは?
3.What role do governments and businesses play in helping to bring about a Circular Economy?
(政府や企業が循環経済を社会にもたらすために果たせる役割とは?)
セミナーの最後にOCAから8月の小淵沢「女神の森」でのサマーキャンプの参加の呼びかけや今年の「日タイ学生交流」のスケジュールについて説明をおこないました。
タイの学生たちからは是非8月の「サマーキャンプ」に参加したいと手をあげていただきました。
セミナーのアンケートの抜粋
Q : Kanittha先生の講義はいかがでしたか?
*経済については詳しくないので、今日の講義は自分にとって新しいトピックで嬉しかった。
*とてもわかりやすく興味深かった。
*実例と経済についての説明の仕方がとても魅力的だった。
Q : 講義は理解できましたか?
*事前準備をする時間を確保できなかったので、知識が足りない状態で参加することになってしまった。
*Kanittha先生の説明が良かった。
*この講義から刺激と知識を得ることができた。自分でもっと調べてみたいと思う。
Q : 小グループでのディスカッションの方法や内容についての意見はありますか?
*コミュニケーションを楽しんだ。
*各グルームに割り当てられた先生たちのディレクションが素晴らしかった。
*限られた時間ではあったが、それによってかえってクリエイティブかつ効率的にブレインストーミングを進めることができたと思う。
*お題が明確でディスカッションを進めやすかった。
Q : 全体的なタイムマネジメントはどうでしたか?
*個人的な意見として、参加者たちがお互いに自己紹介し合えたり、アイスブレイク的なものができればよかったのでは。
*小グループでのディスカッションの時間がもっと欲しかった。
Q : 当プロジェクトに参加して感じたことまたは得たことは何ですか?
*今日が始めての参加だったが、刺激を受けた。
*循環経済に関連するいくらかのアイデアを思いついた。
*今回のセミナーのテーマは、現代の世界にとってホットである。今後このトピックについてより強く意識していきたい。
*コミュニティ活動や文化交流にとても興味があるので、この種の有意義なイベントにもっと関わりたい。
*循環経済に関する十分な内容と、新しく得た知識を楽しんだ。
*ディスカッションのトピックに関係し、学生たちは各々の経験を共有していた。このような意見交換ができたのは良かったと思う。近い将来、タイ・日本の両国の学生が仲良くなり、お互いに学び合えるような関係になればいいと思う。
Q : 今後のタイ・日本の交流プロジェクトにどんなことを期待しますか?
*直接的な話し合い。
*両国の学生が仲良くなるためのアクティビティ。
*文化交流が出来るようなイベントを催して欲しい。
*このプロジェクトをとても前向きに捉えていて、異なる国に住むお互いの共通点を知りたい。また会ってみたいと思う。
Q:その他良かったことがあれば
*先生や運営メンバーがこのような良いお題について生徒たちに議論を即していた点。
以上