メーコックはコロナの影響で事業収入が減り、経営が苦しく大変な状況に陥った。MRAハウスとして毎年行っている農業プロジェクトへの寄付40万円に加えて、緊急支援30万円の追加送金を行った。同時に2021年11月からOCAのメンバー、名古屋を中心に活動されているMake a Differenceの皆さん、アジアンビートのキャストを中心としたチャリテイ企画などで個人からの寄付を募り、66万円を集める事が出来た。これらの個人の寄付は「メーコック支援の会」を通じてメーコックに送金された。またOCAタイランドの皆さんからも24万円の寄付が集まった。
これらの寄付で2021年12月に寄付がメーコック財団に送金された。皆さんの温かいご寄付に心から感謝申し上げます。お陰様でメーコックの経営状況も安定し、落ち着いてきました。
寄付金の中から今回のもう一つの目標であった”子供達の為のコンピュータールーム”を建設することができた。アクティビティールームの一角にガラスの扉をつけ、断熱材を入れてエアコンを取り付け、リフォームし机を置きコンピューターを2台購入。Wi-Fi も整い、コンピュータールームが完成し、2月19日理事を招きオープニングセレモニーが行われた。早速子供達は、宿題をしたり、調べ物をしたり、自分たちの専用のコンピューターで思い思いに勉強をしている。私達のコンピュータールームを活用して、幅広い知識を吸収してもらえたら嬉しいと思います。
名古屋を中心に活動されているMake a Differenceの皆さんは、2020年末よりメーコックに寄付をするためにイベントを企画し、たくさんのご寄付をされている。今回は、愛知県美浜町の美浜ファームでイベントが開催をされると聞き、訪問した。美浜ファームは、「子供達に本当の土を残す」ことをコンセプトに、23年の開業を目指し準備している。イベントでは、飯ごうで炊いたおにぎり、豚汁や焼き芋の販売、ハンドマッサージなどを実施。このおにぎりと豚汁が最高!
また、おがくずと微生物で処理する水なしトイレが完成し、子供達と一緒に仕組みを学んだ。美浜ファームは、ミカンの木が点在し、のんびりしたなんとも気持ちのよい空間で、メーコックも無農薬で野菜や果樹、養蜂もしているので共通点がたくさんあり、不思議なご縁を感じた。今回の来場者の入場料や販売品の収益をご寄付頂いた。東京近郊でもこういうイベントを企画できたらよいのにと、我々も大いに刺激を受けました。
アジアンビートプログラムでスタッフを務めたメンバーと生み出した、新しいチャリティ企画のご報告です。
プログラムへの参加費が、全額寄付金として「メーコック支援の会」を通じて送られる、温かい企画です。
期間:2021年7月10日~25日(14日間)
人数:29名(参加国:日本、タイ、韓国)
集まった寄付金:56,616円
総合距離:1366.23kmを達成
期間:2021年10月10日 2時間
人数:7名(参加国:日本、韓国)
集まった寄付金:10,500円
料理:グリーンカレー、バナナココナッツミルク
期間:2021年12月26日~30日(14日間)
人数:21名(参加国:日本、インドネシア)
集まった寄付金:57,500円
各プログラムには、参加者が楽しく参加できる工夫をたくさん盛り込んでいます。
参加した方からは、「チャリティはgiveのイメージがありましたが、参加してみるとむしろtake がいっぱいで楽しさと感謝の多いイベントでした」という感想をいただき、プログラムの可能性を感じた。
アイデアは無限です。「楽しく国際貢献」ができるプログラムづくりを、これからも心がけて行きます。HP から最新情報をチェックして、是非ご参加ください!
メーコック支援のチャリティ企画の最新情報は、以下のWEBサイトをご覧下さい。
個人からの寄付は「メーコック支援の会」を通じメーコック財団に送金されています。
日本語 https://asianbeat.net/charity/
バーンロムサイはタイ北部チェンマイにある、HIVに母子感染した孤児のための生活施設である。近年では、国立孤児院から委託を受けた児童も引き受けている。設立当時は村の中で偏見や差別もあったが、図書館を地域の子供達やお母さんも利用するようになり、施設への理解も進み、今では図書館が地域のコミュニティーセンターの様な役割を果たしている。OCAでは図書館が出来た頃からその運営費を年間40万円寄付し、図書館プロジェクトの運営を支援している。しかし、コロナ禍で外部の利用が制限されたため、今年度は施設にいる子供達のみの利用となった。記録的な暑さとPM2.5 の影響が心配されるなか涼がとれる図書館とパソコンルームは子供達のステイホームを充実させ大いに活用されたと報告があった。コロナ禍が終わり、活発な読書イベントが再び開かれることを願います。