メーコックへの支援

メーコック財団は、現在の代表アヌラック チャイスリンさんの夫である故ピパット チャイスリン氏が当時聖学院中学校高等学校教諭であった戸邉治朗先生と麗澤大学の竹原茂教授と一緒にタイや海外の学生や社会人にチェンライの農村や山岳民族を訪問し、暮らしを体験する「スタディーツアー」を開催することから始まった。当時のタイ北部の現状を学ぶなかで、麻薬、貧困、売春、教育などの問題が出てきた。中でも麻薬栽培が昔から行なわれていたことから麻薬中毒は深刻な問題で、多くの二次的な問題を引き起こしていた。

その後、ピパット氏は麻薬中毒のリハビリ施設を作り、村の麻薬中毒の根絶をめざし活動を始め、活動は実を結び、タイ政府に引き継がれた。麻薬のない社会を作るには、子供達への教育が大事であるという考えに至った。当時、村の多くの子供の保護者は、薬物中毒で亡くなったり、収監されたりして、親のいない子供が多くみられた。その子供達は親類の家などに預けられていたが十分な食べ物や衣類、教育が受けられない子も多くみられた。そうした状況の子供達を預かり生活をともにして学校に通わせ、少しずつ施設を増やして行き、メーコック財団という現在の形態になった。

2021年にはOCAのメンバーやOCAタイランドの仲間達、名古屋を中心に活動しているMake a Differenceの皆さん、アジアンビートのキャストを中心としたチャリティ企画などで、個人からの寄付をつのり支援の輪が広がり、子供達の待望の「コンピュータールーム」の建設を実現出来た。

メーコック支援のチャリティ企画の最新情報は、以下のWEBサイトをご覧下さい。
個人からの寄付は「メーコック支援の会」を通じメーコック財団に送金されています。

日本語 https://asianbeat.net/charity/